直角まつげに注意!
自然なカールまつげを作るには?
さりげなくも強い存在感を放つまつ毛。まつ毛がきれいに上がっていると、ナチュラルメイクでも目鼻立ちがはっきりとした印象にうつります。しかし、まつ毛をきれいに仕上げるのには、ちょっとしたテクニックが必要。
そこで今回は、誰でもできる自然なカールまつげを作る方法についてご紹介いたします。
力み過ぎはNG!不自然な直角まつげになる原因
まつ毛メイクでもっとも注意したいのは、ビューラーの使い方です。つい、まつ毛をしっかりあげようとしてビューラーを持つ手に力が入り過ぎていませんか?
とくに、“まつ毛を根元から挟み、グッと力を入れすぎる”と不自然な直角まつげになってしまうので気をつけましょう。また、直角まつ毛を恐れてまつ毛の根元からではなく、中間地点からビューラーでカールするのもNG。横から見たときに、まつ毛の根元は下がっているのに途中から不自然にカールしている仕上がりになってしまいます。
自然なカールを作るステップ
目の形にあったビューラーを選ぶ
基本中の基本ですが、目の形にあったビューラーを選びましょう。使いづらいビューラー、目の形にあっていないビューラーでは上手にカールを作れませんし、変に力が入ってしまうのでどうしても仕上がりがイマイチに。
目の形にあったビューラーを選ぶ見極めポイントは、横幅とカーブです。ご自身の目頭から目尻までの幅をメジャーで測り、その幅と同じ長さのビューラーを選びましょう。
もう一つの見極めポイントであるビューラーのカーブは各メーカーによって違います。彫りが深く丸い目やぱっちり二重さんはカーブ深めタイプのビューラーがおすすめです。反対に切れ長な目や一重さんはカーブ浅めタイプのビューラーが良いでしょう。まずはデパートのコスメカウンターやドラッグストアのビューラ商品をいくつか見比べて、幅の広さやカーブの違いをチェックすると良いですね。
3段階に分けてカールをつける
自分の目の形にあったビューラーを選んだ後はいざ、まつ毛をあげていきます。こちらもまつ毛メイクの基本ですが、まつ毛は一度であげずに根元・中間・毛先と3段階に分けてビューラーを使用しましょう。そうすることで、自然なカールを作ることができます。
しっかりカールしようと思うと、ついビューラーを使う手に力が入りますが実際に大切なのは、力よりもビューラーを使う角度。根元を挟む時はビューラーを垂直にして挟み、5秒キープ。中間ポイントでは、45度の角度で5秒キープ。毛先は中間ポイントよりも浅めの角度で優しくキープ。いずれも強い力は必要なく、挟んでキープを意識すると良いでしょう。
目尻、目頭のカールは部分ビューラーを使用する
目の形にあったビューラーであれば目頭から目尻までのカールはビューラー1本で済ませられますが、もし手持ちのビューラーで目頭・目尻のカールがうまくできないという場合は部分用ビューラーを使用するのもOKです。部分用ビューラーは通常のビューラーでは挟みにくい箇所に対応した小さめのビューラーです。一部のまつ毛だけカールがとれた場合も直せるので化粧直し用として持っておくのも便利でおすすめです。
不器用さんはホットカーラーが◎
3段階に分けてカールをつけているけれど上手にカールができない。そもそも、まつ毛が短いという方は根元のみビューラーでカールをつけて、中間ポイントから毛先にかけてはアイラッシュ用のホットカーラーを活用すると良さそうです。根元のカールから自然な流れになるようまつ毛の毛流れに沿ってカーラーをあてていくと良いでしょう。
直角まつ毛をなおすには?
もしメイク中に直角まつ毛になってしまった場合の対処法も知っておくと便利。理論としては髪の毛の寝ぐせと同じです。なので、水分を含ませると不自然についたカールもとれます。とはいえ、まつ毛なので髪の毛のようにミストスプレーをするわけにはいかないので、濡れタオルをレンジで温め、人肌の温度まで下げたらまつ毛にかぶせるように置きます。(アイメイクをしている場合は直接触れない程度に覆いかぶせましょう)
もしくは携帯用のスチーマーをまつ毛に当てるのもおすすめです。水分が含まれることによってついたカールが弱くなって元に戻りやすくなります。
まつ毛が上がると気分も上がる
まつ毛のカールが上手にできていると、鏡を見るのもなんだか楽しくなりますよね。ほんの些細なことですが、女性にとっては心持ちを大きく左右させる大切なこと。ぜひ、今回ご紹介したポイントを押させて、今日から自然なカールが魅力のまつ毛を手に入れて。
た、それと同時に日頃から自まつ毛へのケアも忘れずに。ビューラーによるカールやマスカラ、ホットカーラーで与えた熱ダメージがまつ毛に蓄積すると自まつ毛の発育にも影響するので、fillageのまつ毛美容液で毎朝・毎晩のお手入れもぜひ習慣に加えてみてくださいね。